成功への秘密の扉 再生時間:3時間37分25秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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内容紹介
決意を言葉にすることによって、成功は引き寄せられる―
成功や幸福へのチャンスは誰にも平等に訪れる。しかしそれを手にするためには、目前にある扉を、壁を乗り越えなければならない。
あなたが成功の周りに築いてしまっている壁は何だろうか。よくあるのは「怒り」という壁である。
「怒り」はあなたを幸福から遠ざけ、その結果「よいこと」が起きるのを自ら閉め出してしまっている。
あるものを強く思うと、それを引き寄せることができる。幸運を強く思えば幸運を、不幸を強く思えば不幸を引き寄せる。
言葉には力がある。言葉はあなたの生き方に変化をもたらし、望みを実現する。言葉や思考には人を動かす力があるからである。
ものごとを肯定的にとらえて宣言することを「アファメーション(肯定的自己宣言)」という。
大きな望みを抱くと「そんなことはできっこない」と、必ずといっていいほど抵抗に合う。また理性に頼ると「今は状況が悪い。しばらく待ったほうがいい」と考えてしまう。
「出来る」と強く思い、自分自身を信頼しなさい。思いは実現します。決して不安を抱いてはならない。失敗を恐れた時点であなたは失敗を引き寄せ、その先に待っているのは挫折である。
直感に頼りなさい。自分自身に従い、望みを声に出し、真っ直ぐに進みなさい。そうすればあなたはどこに行っても成功する。
本書について
著者フローレンス・スコーヴェル・シンは、ニューソート(新思想)運動の流れをくむ思想家、講師として活躍した女性であり、欧米ではジェームズ・アレンやジョゼフ・マーフィらと並び称される成功哲学の啓蒙家です。『引き寄せの法則』のウィリアム・ウォーカー・アトキンソンや『思考は現実化する』のナポレオン・ヒルと同じように、「よいことでも悪いことでも頭の中で考えたことが現実化する」という考えに基づくポジティブ思考の成功哲学です。そのため、言葉の力を重要視し、肯定的な言葉を口にするアファメーションを行うことによってポジティブ思考を、そして成功を引き寄せられると考えます。
聖書の中のエピソードの隠された意味を掘り起こしながら、自分の考えを裏づけ、説明していくというスタイルを取っているため、当然ながら、日本人としては正直違和感を覚える部分もないではありません。
しかし、言うまでもないことですが、欧米の人にとってキリスト教も聖書も日常生活と切り離せないものです。幼い頃から聖書とは親しんでいて、その内容は熟知しています。私たち日本人にとっての国づくり神話や、桃太郎やかぐや姫などのおとぎ話のような、あるいはそれ以上のものなのです。ですから、聖書をテキストにしてその隠れた意味を探るという著者の手法は、欧米人にとっては非常に自然なものです。
自身の周囲で起きたエピソードを交えながら、難しい言葉や言い回しは一切使わず、誰にも分かるような言葉を使って、聖書のエピソードに著者ならではの解釈を加えていく、その手際は見事です。
「幸福を思えば幸福を引き寄せ、不幸を思えば不幸を引き寄せる」
「あなたにとっての魔法のランプはあなたが発する言葉」
「理屈で考えるな。直感に従え」
「思考をコントロールすることはできなくとも言葉をコントロールすることはできる」
「今こそが約束のとき、今日こそがその日」
本書にちりばめられた珠玉の知恵をヒントに成功への秘密の扉を開けていただければと思います。