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田辺聖子の「源氏物語」 ―語り明かす長夜のゆめ―(第11回)

田辺聖子の「源氏物語」 ―語り明かす長夜のゆめ―(第11回)

講演者:田辺聖子

1998年2月27日 大阪・リーガロイヤルホテル

再生時間:1時間3分5秒

無料再生時間:

提供:新潮社

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内容紹介

(第11回)源氏31才 栄華の裏の策略
思うままに青春を謳歌した光源氏は、ついに都を追われます。そして辛い日々を送った末に、ようやく都に戻る――ここで本を閉じてしまった方も多いでしょう。しかし、人間的に大きく成長した源氏のそれからは、前にも増して面白くなるのです。
第9回~第12回では、「源氏物語」の読者の大半が挫折してしまう須磨・明石、その後の澪標・蓬生・関屋・絵合・松風・薄雲・朝顔の巻までを、田辺聖子さんがテンポよくお話してくださいます。

内容項目

冷泉帝をめぐる「絵合」の戦い
明石の君とちい姫の運命
「源氏物語」の継母話から学ぶもの

講演者紹介

田辺聖子

1928年大阪市生まれ。大阪樟蔭女子専門学校国文科卒。1964年「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)」で芥川賞受賞、1987年「花衣ぬぐやまつわる…わが愛の杉田久女」で女流文学賞受賞、1993年「ひねくれ一茶」で吉川英治文学賞受賞。1995年紫綬褒章受章。1998年エイボン女性大賞、井原西鶴文学賞受賞。同年「道頓堀の雨に別れて以来なり」で泉鏡花文学賞、1999年読売文学賞受賞。


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