実説 城谷怪談 撰集二 朗読:城谷歩 再生時間:2時間13分7秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある。幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更には聞き集めた実体験を含めるとその数は数百に及ぶ。そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けします。内容紹介
「かくれんぼ」三十代の主婦ミサキさんは、家族で新築二階建てに引っ越して間もなくの夏、娘と娘の友達二人と三人で、家の中でかくれんぼをすることになった。
激しい雨の薄暗い夕方…、ミサキさんを待ち受けていたのは。
「糠平温泉」
北海道の観光地にある古びたホテルには関係者が忌み嫌う部屋があった。
観光バスのベテラン運転手トモさんが、ある時外国人観光客の団体のツアーでそのホテルに宿泊したのだが、深夜にトモさんの部屋を訪ねて来たのは招かれざる客だった。
「ミヤビちゃん」
城谷が怪談バーに勤めていた頃の常連客ホステスをしていたミサちゃんが体験したエピソード。
独り暮らしのマンションで、ある時期からアクセサリーが見つからなくなってしまう事案に悩まされた。
闇雲に探す内に部屋は散らかり放題、次第に生気が失われ親友のミヤビちゃんに片付けを手伝って貰う事になったのだが、思いもよらぬ結末に言葉を失う。
「自撮り」
とある日、元システムエンジニアのシマダさんに一枚の自撮り写真を見せられる。その写真が撮られた数年前の冬、シマダさんは多忙を極め不眠症に陥り病院で診察を受けていた。しかし複数の医療機関にて診察を行っても、期待はずれの診断ばかり。
落胆して飲み耽り、ふと気が付くと何故か故郷の駅にいたシマダさんは、学生時代の親友イシバシさんとバッタリ再会したのだが…。
自撮りの写真に隠された意外な真実が紐解かれる。
著者情報
城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール
1980年2月16日生北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
20歳の時、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
ローカルのCMタレントやラジオレポーター、カルチャースクールの講師などを経て2012年1月怪談師デビュー。
怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
店での口演の他、外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立し、フリーランスプロの怪談師として活動開始。
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)