超訳 韓非子 (2) 再生時間:2時間20分56秒 提供:パンローリング |
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内容紹介
始皇帝を驚愕させ、諸葛亮孔明が皇帝の教科書とした組織操縦の指南書がこれだ!
筆者はこれまで、『孫子』、『論語』、『君主論』をはじめ、古典を解説する書籍を数多く手がけたが、『韓非子』ほど現実の世界で〝使える〟古典は見たことがない。
『韓非子』は国を運営する君主のために書かれた書物だが、その内容はそのまま現代の仕事に通じるものだ。
ビジネスマンなら誰しも、規模の大小は別として、いずれは部下を持つ。
リーダーシップの教科書を読んでみたいと思っているなら、最も古いバイブルが『韓非子』だといえよう。
本書は、原文の内容を主題別に分類し、10の章で構成した。 そして、分かりやすく〝超訳〟したうえで、原文の理解を助けるため、現代のビジネスの事例を加えて解説したものである。(「はじめに」より)
収録内容
はじめに1章 リーダーには権力が必要だ
・権力があるから人の上に立てる
・法と術、そして勢
・地位と権力が実行を後押しする
・権限がなければリーダーにはなれない
・余計な敵を作るな
・評判を非難からの盾とする
・権力を獲得するためのコツ
<tips>努力だけでは評価されない
2章 平凡な人間をシステムで統治せよ
・政治とは「平凡な者たち」を治めること
・法は国家を守る道具だ
・人間の本性を利用して統治する
・賞罰を利用して人間を動かす
・法が行き届けば国が安らかになる
・ひとりの力には限界がある
・上級・中級・最低のリーダー
・バケツで火事を消すことはできない
・法による統治は嫌がる者が多い
・法で統治しなければ奸臣がはびこる
<tips>「人治」と「法治」
3章 賞と罰が人を動かす
・厳格な賞罰が国を強くする
・厳しい刑罰は強力な道具だ
・軽い刑罰は悪人の得になる
・刑によって刑を去る
・明快な賞罰で部下を使う
・法の目はくもらない
・刑罰は最初が肝心だ
<tips>人は恐れに動かされる
4章 法はこうして確立せよ
・法は鏡のように物事を映す
・鳥を捕まえるなら矢より網を使え
・網の目をくぐろうとする者は必ずいる
・悪習と古い法は変えるべきだ
・法は誰にでも理解できるようにしろ
・法による成功は長い時間がかかる
・システムの良いとこ取りはできない
・清廉な人材を求めず人材を清廉にする
<tips>人が規則に従う理由
5章 組織と部下の利害関係を一致させる
・リーダーと部下の利益は異なる
・利害関係でのみ人は動く
・利益で人を動かす①
・利益で人を動かす②
・利益になるなら嫌な仕事もする
・リーダーは人の心の動きを把握せよ
・先回りして不正を防ぐ
・人間の本性を認める
<tips>残業する利益
6章 リーダーは部下を警戒すべきだ
・部下の権力は混乱の原因となる
・無能な部下だけが残るプロセス
・居酒屋の前にいる猛犬
・たくさんの意見を比較検討せよ
・責任の範囲を決め、越権を禁止せよ
・信頼するために部下をテストせよ
<tips>人間の好き嫌い
7章 組織が失敗するのはどんな時か
・言葉だけの理論は捨てて現実を見よ
・仁義と慈愛では滅びてしまう
・部下を信頼し過ぎるリーダーは危ない
・優し過ぎるリーダーは危ない
・小さな利益のために大きな利益を失う
・組織が破滅する前触れを見逃すな
・利益を争い、一緒に死ぬ
・大国は魚を煮るように統治する
<tips>失敗しないリーダーの選び方
8章 人材の登用と人を見る眼
・人材の登用が組織の運命を決める
・見た目だけで人を登用するな
・同じことでも動機が違う場合がある
・B級人材はA級人材を連れてこない
・権力は賢者の専売特許にあらず
・人材は得るよりも使うのが難しい
・必要ならつまらない者の知恵も借りる
<tips>「法」は機械、「術」は使用方法
9章 情報の掌握が不可欠な理由
・君主が情報を掌握する方法
・リーダーは本音を話してはいけない
・部下をリーダーに順応させるな
・リーダーは現場の事情に通じるべき
・どんな不正も悪事には変わりない
・ミスを報告しないのは間違いだ
・忠告はいつも耳障りなもの
<tips>上司の面白くない冗談
10章 部下のリーダーとの接し方
・信頼を得なければ助言もできない
・プロは敵をも信頼させる
・知ることよりも知らせる方法が難しい
・説得のために必要なのは相手の本音
・同じ言動も関係によって評価が変わる
・真面目な人はミスしても評価を上げる
・信頼を失うのは簡単である
・自分を必要としない組織には行くな
作品一覧
本作は分割収録となり、以下の項目にて1つの作品となっています。タイトル末尾のカッコ付きの数字が順序となります。各項目にはそれぞれのリンクから移動して再生して下さい。超訳 韓非子 (1)
超訳 韓非子 (2)