一寸法師 再生時間:21分53秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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内容紹介
子供のない老夫婦が子供を恵んでくださるよう住吉の神に祈ると、老婆に子供ができた。しかし、産まれた子供は身長が一寸(現代のメートル法で3cm) しかなく、何年たっても大きくなることはなかった。子供は 一寸法師 と名づけられた。
ある日、一寸法師は武士になるために京へ行きたいと言い、御椀を船に、箸を櫂にし、針を刀の代わりに持って旅に出た。
京で大きな立派な家を見つけ、そこで働かせてもらうことにした。その家の娘と宮参りの旅をしている時、鬼が娘をさらいに来た。一寸法師が娘を守ろうとすると、鬼は一寸法師を飲み込んだ。一寸法師が鬼の腹の中で針を刺すと、鬼は痛いから止めてくれと降参し、一寸法師を吹き出し、持っていた “打出の小槌” を置いて山へ逃げてしまった。
一寸法師は 打出の小槌 を振って自分の体を大きくし、娘と結婚した。さらに 打出の小槌 でご飯と、金銀財宝も打ち出し、そして末代まで栄えました、とさ。