いじめからは夢を持って逃げましょう! 朗読:鈴木伸 再生時間:3時間29分21秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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内容紹介
いつか直面するかもしれない我が子のいじめ問題の処方箋もしも、理不尽ないじめを受けて、自分の愛する子が自ら命を絶ってしまったとしたらどうでしょうか?
生まれてきてくれたときの感動も、幼いころの可愛い思い出も、小学校に入って徐々に大人の顔つきを見せてくれたあのたくましさも、すべて、一瞬で奪われてしまいます。
あなたは、我が子を苦しめた人物を許せますか? 我が子の苦しみを救えなかった自分を許せますか?
このような悲しい出来事を繰り返してほしくない。その思いから本書は生まれました。
◆悩んでいる子どもをひとりでも多く救いたい
『逃げるは恥だが役に立つ』というドラマが人気になりましたが、私に言わせれば、少し違います。夢を持って逃げることは恥ではありません。立派な戦法のひとつです。それも、とても役に立つ戦法と言えます。
そして、大人は、子どもを上手に逃がし、ケアしてあげてください。昔に比べて、いじめが多様化している今は、昔ながらの精神論では子どもは救えません。子どもが「逃げたい」と言ったら、手助けしてあげてください。自分の子どもを最後まで守れるのは、保護者である親御さんたちだけなのです。全力で守ってあげてください。
二度とやってこない青春の日々を、いじめという余計なもので汚させないようにするためにも、また、若いうちに学ぶべきことが「いじめによって学べなかった」ということがないようにするためにも、悪質ないじめからは「夢を持って逃げましょう!」。
目次
序章第1章 現在のいじめの実態
第1節 現在のいじめを考える
第2節 いじめの定義が変わってきている
第3節 親が子どもに望むのは普通のこと
第4節 いじめは家庭を崩壊させる
(特別コラム)サイタコーディネーション代表江藤真規氏 インタビュー
子どもを全力で守ってあげてください
第2章 いじめは「学校」だけで起こるのか?
第1節 塾ではいじめはあるのか
第2節 塾への聞き取り調査でわかったこと
第3節 塾の施策は学校でもできるのか
第4節 学校では「いじめは起こり得るもの」と考える
(特別コラム)市進ホールディングス社長下屋俊裕氏 インタビュー 小さな芽のうちに摘み取れるクラス運営を心がける
第3章 学校は「いじめ」に対して何を行っているのか?
第1節 学校と「いじめ」の関係性
(コラム)データで見るいじめの実態
第2節 現場で頑張っている先生もいる
第3節 小さな芽のうちに摘み取るために何をしているのか
第4節 それでもいじめはゼロにはならない
(特別コラム)臨床心理士石川満佐育氏 インタビュー
いじめに対応できる学校を目指す
第4章 親はいじめに対して何ができるのか?
第1節 自分の子どもは自分たちで守る
第2節 「おかしい」と感じたら、子どもの部屋を調べてみる
第3節 いじめの痕跡を発見したら、親は何をすべきか
第5章 子どもを「いじめ」から上手に逃がしてあげましょう
第1節 実際にあったいじめと、私が行った対応策
第2節 親がすべき理想のいじめ対応とは
第3節 子どもを逃がす手順
第4節 子どもを上手に逃がしてください ~注意点~
第6章 まとめ
第1節 いじめをしているあなたへ ~いじめは割に合わない~
第2節 いじめられているあなたへ ~夢を持って早く逃げましょう~
第3節 大人がしっかりしなければならない
(コラム)SNSでのいじめについて
あとがき