実説 城谷怪談 「人面犬」 朗読:城谷歩 再生時間:29分42秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「人面犬」都市伝説やオカルトの噂は時代や場所を超え、姿やエピソードを変えて折あるごとに流布するようだが、人面犬もその一つだろう。だが、どの噂もそうであるように気が付くと全国で見た者、聞いた者が続出する。火のないところに煙は立たぬという…。
城谷が中学二年生の晩秋、私塾への通り道には一軒の新しい家があった。 引っ越してきた中年夫婦は、その中庭で大きな白い毛並みの犬を飼っていた。
その日、いつも通り件の家の前を通りかかった時、急に風が凪ぎ、時が止まったような静寂に包まれる。その犬は、鎖につながれ、こちらに背を向けたまま随分激しく餌にがっついている。何かその場を一刻も早く立ち去らなければと感じつつ、意思に反して犬に呼びかけてしまうのだが…。
著者情報
城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
https://www.shirotaniwatarunosekai.com/