実説 城谷怪談「足首を摑む手」 朗読:城谷歩 再生時間:26分34秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「足首を摑む手」(30分)霊感の強いめぐみさんという女性が今から5年前に体験したエピソード。
高野山と言えば全国でも名高い、霊験あらたかな霊場の一つで全国各地から観光客が後を絶たない。加えて修験者や霊能者にとっても聖地だ。中でも金剛峯寺の奥に分け入ると開祖弘法大師空海が入定の地、奥の院がある。
めぐみさんはその日ご主人とともに、その奥の院を参詣するのを楽しみにしていた。
ところが参道の途中でツアー客の団体が道を塞いでしまっており、参道をそれわき道から奥の院に詣でてしまったのである。
参拝はことなく済んだのだが、同じようにわき道から抜けて奥の院を後にした直後、背後に何とも言えない圧力のある気配のようなものが押し迫り、めぐみさんは足首に大きな手が絡みついたのに気づく。
著者情報
城谷 歩(しろたに わたる)
プロフィール1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー
スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
https://www.shirotaniwatarunosekai.com/