実説 城谷怪談「料理旅館 真夜中の宴」 朗読:城谷歩 再生時間:18分58秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「料理旅館 真夜中の宴」(19分)心霊なのか、念なのか、はたまた...。アリカさんという若い女性の体験。
今から4年前、アリカさんはご両親と愛犬と連れだってとある老舗の料理旅館に泊まりで旅行に出かけた。
大正3年創業の旅館は広い敷地に二階屋町家づくりの趣深い宿が林立しており、一棟を丸々利用して宿泊するタイプだった。おいしい料理に舌鼓を打ち、お湯を楽しんで床に就いた深夜、ふと寝間の奥にある床の間のあたりに人の気配が。
間もなく枕元のケージの中でおとなしく寝ていた愛犬がウー...と低くうなり始めた。