実説 城谷怪談「魅入られた子」 朗読:城谷歩 再生時間:28分2秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「魅入られた子」(28分)イベントコンパニオンをしていたことのある現在40代のるみさんという女性。もう十年以上前の出来事をはっきり覚えている。
ダブルワークで休みなく働いていたころだった。登録している派遣会社からの斡旋でその週末も大きなケータイ会社合同主催の展示会にコンパニオンとして入ることになった。
明るい性格だが人見知りで、大勢の不特定多数の人がいる場所は得意ではない。気も張っていたのだろう、イベントが始まって早々連日の疲れもあって具合が悪くなってしまった。
少し休むことになったのだが、誰もいない暗い控室でソレは息をひそめて待っていた。