実説 城谷怪談「もう一人の同居人」 朗読:城谷歩 再生時間:32分29秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
「もう一人の同居人」(32分)
当時大学生だった綾乃さんが体験した話。
軽音楽部の夏合宿で長野に訪れていた最終日の夜、先輩の誘いで廃墟探訪に出かけた。帰ってきた際に、大阪の母から電話が来ていたことに気付いて折り返すと、心配そうに何事もないかと聞いてきた。
どうしたのかと聞いてみると、ついさっき住人不在の綾乃さんの部屋の電気が勝手についていた、お前に何かあったんじゃなかろうかという。かくしてそれは怪異の序章に過ぎないことをまだ知る由もない。