実説 城谷怪談「アユミとアイ」 朗読:城谷歩 再生時間:26分2秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
「アユミとアイ」(26分)
順子さんがまだ高校生の頃。深夜、ふと目が覚めて見上げた先にあるのは赤富士の額装された一枚の絵。
なんとそこにはおかっぱ頭の少女の顔が浮かび上がっていた。動揺する順子さんをよそに頭の中には「アユミが来たよ」という声が響き、写真のようなイメージがはっきりと見えた。白いセーターを着た二人の十代の男の子たちと、間に挟まって嬉しそうな笑顔の女の子。
夢とも思われないその出来事を母に打ち明けると、どうやら叔母に関係があると分かるのだが...。