実説 城谷怪談「はなれ」 朗読:城谷歩 再生時間:19分4秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「はなれ」(19分)松岡さんは子供の頃、家族そろって母方の実家に引っ越した。
千葉の田舎にあったその家は祖父母が住んでいる母屋とはなれのある大きな家だったが、彼女と5歳下の弟がはなれにある部屋をそれぞれに使っていいと許可を受けた。
行ってみると二階建てのはなれは古い上にどことなく異様な気配に満ちている。それぞれに二階にある部屋を使うことにしたのだが、弟は早々に気味が悪いと言って母屋に戻ってしまう。
一人残された松岡さんはその後、このはなれで次々に怪体験に見舞われることになる。