おやこで楽しむ もっと怖いむかしばなし 朗読:城谷歩 再生時間:1時間48秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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内容紹介
ただ怖いだけじゃない、誰もが知っている妖怪話から、聞いたこともない埋もれたあんなお話まで。実話怪談 百語りの名手 城谷歩がこども向けのちょっと怖いむかしばなしを、落語のように楽しく聴かせてくれるお話集です。対象:小学1年生以上
「しかばねとむすめ」(6分)
よるおそくにお寺にひとりの若くてきれいな女がやってきて、「この間とむらってもらったしかばねをひきとらせてください」という。
「百鬼夜行(ひゃっきやこう)」(7分)
とおくの門からたくさんの松明のひかりが見える。かくれてみているとやってきたのは手が三つに足が一本だったり、目が三つあってツノのはえたもの…鬼やばけものがぞろぞろと。
「みがわり阿弥陀(あみだ)」(7分)
鎌倉にとある大金持ちがいた。しゅじんはえんぎのいいことがだいすきだが神やほとけをしんじんしない男だった。
「たてやま地獄」(8分)
越中たてやまというところで古いいおりでお参りしていると、かげのような女があらわれた。やがて女ははなしだす。自分はたてやまの地獄におちたが、のこされた家族につたえてほしい…と。
「ねこを描いた少年」(8分)
おひゃくしょうの家族がすんでいたが、いちばんすえの息子ははたけしごとをちっともてつだわないので、お寺にあずけられた。和尚さんこの子がとてもかしこいのでよろこんだが。
「帰ってきた娘」(8分)
男はいくさにいかなければならなくなった。「いちねんいないにかならず帰ってきますから、そうしたらけっこんしよう」と約束していってしまう。
「死骸にまたがった男」(7分)
おっとがつまをすてて出て行ってしまった。つまは夫の帰りをなんねんもまちつづけたが、しだいにうらみでおそろしいかおつきになってしんでしまう。帰ってきたおっとはたたりをおそれておんみょうじにそうだんする…。
「兄弟のふとん」(9分)
宿屋のしゅじんはおきゃくさんによろこんでもらおうと古どうぐやで、ふとんやたんすをかってきたが、お客がきみのわるいところだといって、みな出て行ってしまう。それというのが、よなかになると「あにさんさむかろ」「おまえこそさむかろ」というこどもの声がきこえるというのだ。