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「アンコンシャス・バイアス」マネジメント 最高のリーダーは自分を信じない 再生時間:2時間34分42秒 無料再生時間: 提供:かんき出版 |
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内容紹介
アンコンシャス・バイアス=「無意識の偏見」「無意識の思い込み」「無意識の偏ったものの見方」
日本では2013年ごろから、ビジネス雑誌や新聞・テレビでも取り上げられるようになってきた。グーグルが、「アンコンシャス・バイアス」と名づけた社員教育活動を始めたことで一躍、有名になった言葉でもある。
なぜ、今、注目されているのか?
最大の理由は、組織の発展において、多様性が重要になってきているからだ。
たとえば、リーダーがメンバーに対して、
「彼女は2歳の子どもがいるから」→泊まりがけの出張は無理だな。
「彼は売れていないから」→何をやらせても、ダメに決まっている。
「プライベートを優先するタイプだから」→昇格が数年遅れても、問題ないだろう。
といったことを、勝手に決めつけている。
日常、職場でよく見聞きする光景ではないだろうか。
リーダーがメンバーの社歴や性別などで能力を決めつけてしまうことで、
同じようなレベルの仕事しか任せることができず、メンバーの成長機会が失われていく。結果として、組織としての成長がストップし、業績が上がらない。
リーダーの思い込みによる評価で、
メンバーのモチベーションが下がっていく。適正な評価が行われないことで、前向きになれず、やりがいを失い、新たな仕事に挑戦しようと思わなくなってしまう。
リーダーの自己防衛心で、
メンバーとの信頼関係が失われ、チーム内の心理的安全性が保たれない。互いに言いたいことが言えず、チームとしての一体感が失われ、組織が一丸となって取り組むことができなくなってしまう。
本書は、リーダーが身につけておきたい“必須知識”となった「アンコンシャス・バイアス」について、まずはどういうものかを知る、そして自分自身のバイアスに気づく方法、さらにはどのように対処していくか、メンバーみんなでバイアスに振り回されないチームになる方法を、事例をふんだんに交えながら解説する。
ダイバーシティ&インクルージョンの時代、まずは経営者や管理職をはじめとするリーダーから、自分自身の無意識の思い込みや、無意識の偏ったものの見方に気づき、意識して対処する--たったそれだけで、組織の未来は劇的に変わるのだ。
著者紹介
守屋智敬
株式会社モリヤコンサルティング 代表取締役一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所 代表理事
1970年大阪府生まれ。神戸大学大学院修士課程修了後、都市計画事務所、コンサルティング会社を経て、2015年、株式会社モリヤコンサルティングを設立。管理職や経営層を中心に8万人以上のリーダーを育成。
復興庁「新しい東北」先導モデル事業がきっかけとなりスタートした復興地東北ツアーは、現在も継続提供している。
2018年、ひとりひとりがイキイキする社会をめざし、一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所を設立。アンコンシャスバイアス研修の受講者はこれまでに5万人をこえ、プロ講師、社内講師、教員などをはじめ、育成した「認定トレーナー」は、現在100名をこえる。
アンコンシャスバイアスを知ることは、様々な社会課題の解決にも繋がるとの思いから、「がんと就労」「人権啓発」「被災地の皆さんへ」「小・中学生へ」等、様々な角度からお届けしている。
著書に『シンプルだけれど重要なリーダーの仕事』『「アンコンシャス・バイアス」マネジメント』(以上かんき出版) 、『導く力』(KADOKAWA刊)などがある。