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悪妻論

悪妻論

著者:坂口安吾

再生時間:14分58秒

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内容紹介

時代の異端児であり無頼派を代表する作家・坂口安吾が、良妻はもらうな! 悪妻をもらえ!と自身のこだわりを交えた夫婦論を面白可笑しく綴る。

ほかにも安吾は、遊ぶことの好きな女は魅力があるに決まっている、だから自分は悪妻をもらいたい、と言いながらも、悪妻と言っても知性のない悪妻はだめだと言い放つ!

では、果たして日本の男性は良妻と悪妻をどちらをもらえば幸せになれるのか…!?
安吾が答える!!!


※ 本作品は発表時の時代背景により、今日の社会では一般的でなく、不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。しかし作品のオリジナル性を最大限に尊重し、当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。

著者情報

坂口安吾(さかぐち・あんご)

小説家。新潟市西大畑町に生まれる。幼稚園の頃より不登校になり、餓鬼大将として悪戯のかぎりを尽くす。1926年、求道への憧れが強まり、東洋大学印度哲学科に入学するも、過酷な修行の末、悟りを放棄する。1930年、友人らと同人雑誌「言葉」を創刊。1946年、戦後の本質を鋭く把握洞察した『堕落論』『白痴』の発表により、一躍人気作家として表舞台に躍り出る。戦後世相を反映した小説やエッセイ、探偵小説、歴史研究など、多彩な執筆活動を展開する一方、国税局と争ったり、競輪の不正事件を告発したりと、実生活でも世間の注目を浴び続けた。1955年、脳溢血により急死。享年48歳。


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