文福茶がま 再生時間:15分35秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
再生速度
- x0.5
- x0.75
- x1
- x1.25
- x1.5
- x2
- x3
- x4
会員登録をすれば、全作品が聴き放題。入会月は無料です。
すでに会員登録済みの方は、こちらからログインして下さい。
内容紹介
貧しい男が罠にかかったタヌキを見つけ、不憫におもい開放してやる。その夜、タヌキは男の家に現れると、助けてもらったお礼として、茶釜に化けた自分を売ってお金に換えるよう申し出る。次の日、男は坊主に茶釜を売った。坊主は家に持ち帰って茶釜を水で満たし火に懸けたところ、タヌキは熱さに耐え切れずに半分もとの姿に戻ってしまった…。タヌキはそのままの姿でもとの男の家に逃げ帰った。
次にタヌキは、綱渡りをする茶釜で見世物小屋を開くことを提案する。この考えは成功して、男は豊かになり、タヌキも寂しい思いをしなくて済むようになった…。という、恩返しのお話である。
※ 普通、物怪(もののけ)は鉄を嫌うが、このタヌキは鉄の茶釜に化けており、そのため“金の精霊”たる所以を表している、とも言われている。