実説 城谷怪談「月寒公園 前編」 朗読:城谷歩 再生時間:41分24秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「月寒公園 前編」(41分)天羽さんがまだ専門学校生だったころの事である。
冬の深夜、ルームメイトの市川君が彼女を連れ、息せき切って帰って来たのがきっかけだった。
「月寒公園に奇怪な女の子がいた」と。
全身を真っ赤に染めた幼児が一人きりでブランコを漕いでいたのだという。
たまたま家に遊びに来ていた学友の男子十人は、早速公園に出向いたのだが、女の子の姿はない。
市川君に一杯食わされたのかと思ったが、間もなく友人の中に不可思議な体験をする者が複数名出てきたため慌てて帰宅する。
その日を境に、市川君の言動はおかしくなり、又ルームシェアしている部屋に自分たち以外の気配を感じ、足音が聞えるようになっていく。
著者情報
城谷 歩(しろたに わたる)
1980年2月16日生 北海道小樽市出身15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
https://www.shirotaniwatarunosekai.com/