あしたの風 朗読:中森智恵 再生時間:17分4秒 無料再生時間: 提供:dojoman |
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内容紹介
六年生の夏子は、雨がふるたびに不機嫌になっていました。それは、自分の長靴が欲しいと思いながらも、母が一人で支える貧しい家庭環境を思うと、口に出してねだるわけにもいかなかったからです。
細かな気遣いと思い切ったサプライズで子どもたちを喜ばすのが好きなお母さんは、そんな夏子の気持ちにちゃんと気付いており、ある日とつぜん長靴を買ってきて、玄関に置いておくのでした。
夏子は大喜びし、うきうきした気持ちで長靴を履いて学校に行くのでしたが……。
テレビドラマ化もされた、心温まる児童文学です。
著者情報
壺井栄
1899年、香川県小豆島に生まれる。夫は詩人の壷井繁治。故郷の風土に根差した反戦的な児童文学を数多く執筆し、1967年に死去した。
代表作に『二十四の瞳』『母のない子と子のない母と』『柿の木のある家』などがある。