L氏殺人事件 朗読:沼端ひさの 再生時間:14分12秒 無料再生時間: 提供:dojoman |
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内容紹介
何十年も前のことである。麻布にある女学校で「L氏殺人事件」という騒ぎが起こった。
校長の夫であるL氏が強盗に殺害され、現場に居合わせたL夫人も指を2本切り落とされたのだ。
新聞は大々的にこの事件を書き立て、警察も奮起して犯人探しに乗り出したが、強盗は痕跡を残さず逃げ去ってしまっていた。
こうした騒動の裏で、二人の被害者の他に、悲しい犠牲者がもう一人いたのであった……。
著者情報
片山広子
1878年東京に生まれる。歌人として活動するほか、「松村みね子」の筆名でアイルランド文学の翻訳を行った。また、随筆家としても高い評価を受けた。
芥川龍之介と親しく交流していたことでも知られている。
代表作に随筆集『燈火節』がある。