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実説 城谷怪談「手袋」

実説 城谷怪談「手袋」

著者:城谷歩

朗読:城谷歩

再生時間:29分22秒

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提供:パンローリング

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実説 城谷怪談

老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。

内容紹介

「手袋」(29分)
雪国ではお馴染みのことだが、春先、雪解けの季節になると長い冬の間埋もれていた、
色々なものが地面に落ちている光景を目にする。落ち葉、空き缶、手袋...。
りょうこさんがまだ幼稚園生くらいのことで、本人は覚えていない。彼女の母親が昔こんなことがあったと話してくれたのだそうだ。
ちょうど雪解けの頃、近くの公園で遊んでいたりょうこさんが帰宅したのは夕方だった。見ると誰のものかわからない手袋をはめていた。
汚れて、ぐしょぐしょに濡れている。どこかからか拾ってきたのだろうと捨てようとするとりょうこさんは嫌がったというのだ。
そして、この夜りょうこさんの両親は身の毛もよだつ出来事を体験することになった。

著者情報

城谷 歩(しろたに わたる)

プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー
スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
https://www.shirotaniwatarunosekai.com/


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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。