柳橋物語(2) 再生時間:3時間20分53秒 提供:パンローリング |
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内容紹介
山本周五郎は「文学には“純”も“不純”もなく、“大衆”も“少数”もない。ただ“よい小説”と“わるい小説”があるばかりだ」を信念とし、普遍妥当性をもつ人間像の造形を生涯の目的とした作家で、時代小説を中心に沢山の作品を残しています。その作風は今なお古臭さを感じさせず、繊細に描かれた人の心の機微や人情に、思わず笑わされたり、胸を打たれたりする魅力に溢れています。
あらすじ
年老いた祖父と二人で暮らすおせんは、幼なじみで大人しい性格の庄吉から「上方で大工として身を立てるまで待っていてくれ」と言われる。その幼さから、おせんは「待っているわ」と応えてしまう。おせんは、同じく幼なじみで乱暴者だが度量の大きい幸太からも求婚されるが、庄吉との約束を守るため幸太を冷たくあしらってしまう。そんなある日、江戸の町を大火事が襲う。動くことのできない祖父を抱え、立ち往生していたおせんを助けに来たのは、かつてその想いを冷たく拒絶した幸太だった……。大切なものを失い続けたおせんが、気が狂うほどに人を愛し続け、やっと手に入れた本当の愛とは。
作品一覧
本作は分割収録となり、以下の項目にて1つの作品となっています。タイトル末尾のカッコ付きの数字が順序となります。各項目にはそれぞれのリンクから移動して再生して下さい。柳橋物語(1)
柳橋物語(2)