実説 城谷怪談「依り代」 朗読:城谷歩 再生時間:25分36秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「依り代」(25分)ノブヤさんが十五年ほど前、東北地方のスーツ販売店でチーフとして勤めていた時の事だ。
ある日途中入社の新人さんがやってきた。教育係として担当になったのだが、
現れたのは恰幅のいい四十歳の吉田さんという女性だった。
接客のイロハもわからず、身だしなみにも無頓着、おまけにヘビースモーカーで大の酒好き。物覚えは悪いし、同じミスは繰り返すというありさまだったが聞けば離婚して幼い娘を育てるために奮闘しているという。
劣等生ではあるが屈託なくいつも明るい様子にノブヤさんも一方ならぬ情熱をもって接していたのだが、そのうちに仕事でしくじり解雇されてしまう。さらには解雇されてしばらく後くも膜下出血で突然亡くなってしまった。
亡くなったはずの吉田さんが店に現れたのはすぐの事だった...。
著者情報
城谷 歩(しろたに わたる)
プロフィール1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー
スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
https://www.shirotaniwatarunosekai.com/