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ペスト王 再生時間:42分5秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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内容紹介
推理小説については、のちの推理作家たちが、ポーの作品からヒントを得て創作しているという点で、いかに優れた作品を残したかがうかがえます。騎士道華やかなりしエドワード三世2の治世年間、十月のある夜の十二時頃のこと、スロイス3とテムズ河との間を通うている商船で、その時テムズ河に碇泊していた「フリー・アンド・イージー丸」の乗組員に属する二人の水夫は、ロンドンの聖セントアンドルー教区にある一軒の酒店エイル・ハウスの酒場に自分たちが腰をかけているのに気がついて大いに驚いた。――この酒店には「陽気な船乗りジョリー・ター」の画が招牌かんばんとしてかけてあった。その部屋は、造りがまずく、煤すすで黒くなっていて、天井が低く、すべてその他の点でその時代のそのような場所と大体同じようなものではあったが、それでもその中のここかしこに陣取っている変てこな飲み助連中の評判では、十分によくその目的にかなっているものなのであった。これらの連中の中ではわが二人の水夫諸君は、たとい最も人目につく者ではなくとも、確かに最も興味のある連中であったのだ。その連れの男が「レッグズ4」という特性を表わす名前で話しかけている、年上らしく見える方の男は、また二人の中ではずっと背の高い方でもあった……