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歴史学と「日本人論」

歴史学と「日本人論」

講演者:石母田正

収録日:1973年6月26日 長野・市民会館

再生時間:1時間16分34秒

無料再生時間:

提供:岩波書店

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内容紹介

この講演の半年余り前に、丸山真男氏の「歴史意識の”古層”」が発表され、学界や読書界の大きな話題となった。この「古層」論をうけて、歴史のなかにあらわれてくる日本的なるものに注目し、日本史家としての一つの「日本人論」を試みた講演。中世社会にみられる独特の法理や慣行、源氏物語など文芸作品に表現された王朝人の日常感覚、さらに宗教意識や儀礼など、興味深い事例の紹介と分析をとおして、伝統社会の特質が浮彫りにされる。

著者紹介

石母田正

1912年北海道生まれ。1986年没。唯物史観にもとづく日本古代・中世史の実証的研究と理論研究によって戦後の歴史学界をリードした歴史家。戦時中に執筆した『中世的世界の形成』(岩波文庫に収録)を敗戦直後に発表、学界の内外に大きな衝撃を与えた。著書は他に『古代末期政治史序説』(未来社)、『日本の古代国家』『日本古代国家論』『平家物語』(以上、岩波書店)など。


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