若草物語(1) 再生時間:3時間25分30秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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内容紹介
この『若草物語』は、米国の女流作家ルイーザ・メイ・オルコット女史、37歳の時の作品です。父が戦線にいるため、足らずがちの貧しい生活であったが、慈愛深く聡明な母にまもられながら、光を目ざして成長していく四姉妹の姿が描かれています。
しかしその進む道はけっして坦々たるものではなく、不平、憎悪、苦悶、嫉妬など、様々なものが彼女たちの健気な歩みを妨げます。
多くの試練にたちむかう四姉妹の、それぞれちがった性格の描写は、まことに明暗多彩、克明精細。さらに、この作品にみなぎる愛と誠とは、触れる人の心を魅了し、感激させずにはおきません。
なお、この物語は、オルコット女史がいっているように、自分の姉妹をモデルにしたものであり、実際に家で起った事件が取り入れられています。それがために、この物語の四姉妹は、ありふれた娘であるにかかわらず、心にせまる真実性を見せます。
この作品は1868年に発表されて以来、全世界にむかえられ、すでに何十万部も発行されており、そして、今もなおベスト・セラーの中にかぞえられています。
※ 本作品は発表時の時代背景により、今日の社会では一般的でなく、不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。しかし作品のオリジナル性を最大限に尊重し、当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。
著者情報
ルイーザ・メイ・オルコット(Louisa May Alcott)
アメリカの小説家。米国ペンシルバニア州ジャーマン・タウン、1832年11月29日生。個性を尊重し理想主義を主唱する教育家であった父親が私学校を建設。しかし経営に失敗。物質的に恵まれない一家であったが、4人の娘たちは精神的に豊かな生活をしていた。オルコット女史は、二女であり、この「若草物語」ではジョウにその面影を見ることができる。文筆の才に恵まれ、教鞭をとるかたわら、作家志願の精進をつづけ、23歳のとき、「花物語」という処女作を発表。1861年、30歳のときに南北戦争が起り、女史は篤志看護婦として献身的な働きをする。その後、「若草物語」「グッド・ワイブス」「リツル・メン」など大作を世に送り出す。1888年3月6日、55歳のとき、父の死後わずか二日後、最愛の父の後を追って、ボストン市で永遠の旅路にのぼる。女史の一生は、愛と誠をもってする努力精進の一生であった。作品一覧
本作は分割収録となり、以下の項目にて1つの作品となっています。タイトル末尾のカッコ付きの数字が順序となります。各項目にはそれぞれのリンクから移動して再生して下さい。若草物語(1)
若草物語(2)