日本の歴史の特徴① 1967年8月17日 紀伊國屋ホール 再生時間:2時間12分32秒 無料再生時間: 提供:岩波書店 |
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内容紹介
日本の歴史の特徴は、その文明・社会が、古代から現代までほぼ同一の地域において、革命による断続なしに連続的に発展してきた点にある、と井上は言う。それにもかかわらず文化が停滞せず速度をもって進歩してきた要因、そしてこれらの特徴をもたらした地理的条件や日本人の主体性へと、話は展開する。独自の歴史観でユーモアを交えて語られる、約4時間の講座。講演者紹介
井上清
1913―2001年。歴史学者。高知県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。1954年京都大学人文学研究科助教授、61年同教授、77年退職。日本近代史を専門とし、明治維新、軍国主義、天皇制と被差別部落、女性史など広範な分野を論じる。著書に『日本の歴史』(全3巻)、『明治維新』『天皇・天皇制の歴史』『日本の帝国主義』『日本女性史』など多数。注釈
敷島の道(しきしまのみち)
和歌の道のこと。中江兆民(なかえ・ちょうみん)
1847―1901年。思想家、政治家。土佐生まれ。岩倉使節団に同行して渡仏し、帰国後ルソーをはじめ、民権論を日本に紹介し、「東洋のルソー」と称される。第1回衆院選に当選、「自由新聞」の主筆を務める。主著に『三酔人経綸問答』など。荻生徂徠(おぎゅう・そらい)
1666―1728年。江戸時代の儒者。柳沢吉保に仕え、はじめ朱子学を学ぶが、やがて古代中国語による経書の理解を唱え、古文辞学の祖となる。 園を開き、門下に太宰春台・服部南郭などを輩出。伊藤仁斎(いとう・じんさい)
1627―1705年。江戸時代の儒者。はじめ朱子学を学ぶが、やがてそれを批判し、孔子・孟子に帰ることを提唱し、古義学の祖となる。古義堂を開き、多くの門弟を集める。シリーズ一覧
・日本の歴史の特徴①・日本の歴史の特徴②