夏目漱石「三四郎」(3) 再生時間:2時間45分7秒 提供:パンローリング |
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内容紹介
「我はわが愆を知る。わが罪は常にわが前にあり」。 美禰子『三四郎』は明治42年(1909年)に発表された夏目漱石の長編小説であり、続いて書かれた『それから』、『門』とあわせて前期三部作と呼ばれる作品である。
大学進学のために熊本から上京した三四郎は、見る物聞く物すべてが目新しい世界に戸惑いながら、故郷、学問、恋愛、というそれぞれの「世界」に、身を置いていることに気が付く。 自由気侭な都会の女性 里見美禰子に出会い、彼女に強く惹かれて恋慕する三四郎だが、曖昧な態度をとる彼女に翻弄され続けるが……。
誰もが経験する不安や戸惑いを、三四郎が自分の進むべき道を模索し始める過程の中に描く。 恋愛を中心に、人間の孤独や本質を追求した青春文学の傑作を、落ち着いた朗読で収録。
著者情報
夏目漱石(なつめ・そうせき)
日本の小説家、評論家、英文学者。森鴎外と並ぶ明治・大正時代の文豪である。1867年(慶応3)江戸牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)に生まれる。本名は夏目金之助。東京帝国大学英文科卒業後、東京高等師範学校、松山中学、熊本第五高等学校などの教師生活を経て、1900年、イギリスに留学。帰国後、第一高等学校、東京帝国大学の講師を務める。1905年、処女作『吾輩は猫である』を発表。翌年『坊っちゃん』『草枕』を発表。1907年、教職を辞し、朝日新聞社に入社。以後、朝日新聞に『虞美人草』『三四郎』『それから』『門』『彼岸過迄』『行人』『こころ』『道草』などを連載するが、1916年(大正5)12月9日、『明暗』の連載途中に胃潰瘍で永眠。享年50歳。作品一覧
本作は分割収録となり、以下の項目にて1つの作品となっています。タイトル末尾のカッコ付きの数字が順序となります。各項目にはそれぞれのリンクから移動して再生して下さい。夏目漱石「三四郎」(1)
夏目漱石「三四郎」(2)
夏目漱石「三四郎」(3)