【朗読】wisの内田百けん③「私の『漱石』と『龍之介』(抄)」 朗読:wis 再生時間:3時間20分30秒 無料再生時間: 提供:響林社 |
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内容紹介
漱石の門下生の一人の内田百閒が直接接した漱石の姿を描く。百閒が初めて漱石を胃腸病院に緊張して訪ねた際に漱石が気を遣って接する様子、新聞連載中で不機嫌な漱石が木曜会で門下生の一人を珍しく罵倒したこと、生活に窮して静養先の湯河原まで訪ねてきた百閒の無心に漱石が快く応じて温泉に入らせて帰らせたこと、岩波の漱石全集の校正に携わった百閒を悩ました漱石の文章の語尾の無頓着さ、貰い受けた書き潰し原稿に残っていた漱石の「遺毛」、百閒宅に掛けてある漱石の初期の書画を訪ねてきた漱石に回収されてしまったことなどのエピソードが語られている。
このオーディオブックで収録したのは漱石に関する部分の抜粋である。
内容項目
紹介状漱石山房の元旦
漱石先生の来訪
虎の尾
漱石蓄音機
漱石先生の書き潰し原稿
漱石遺毛
明石の漱石先生
漱石断片
机
漱石先生の思い出拾遺
紅茶
十三号室
貧凍の記
掻痒記
漱石先生臨終記