帳面をけそう 朗読:かろみえ 再生時間:4分31秒 無料再生時間: 提供:dojoman |
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内容紹介
「太郎ちゃん、ごはんよ。早くいらっしゃいよ。」とお母さんが何度も声をかけているのに、テレビに夢中の太郎くんは、なかなか食卓につきません。
みんな困っていたところに、おばあさんが立ちあがり、太郎を呼びに向かいました。
「太郎や、いい加減で、帳面だけは消しなさい。みんなが困るでのう。」
何のことか分からず、太郎がその意味を尋ねると……。
著者情報
壺井 栄(つぼい・さかえ)
1899年、香川県小豆島に生まれる。夫は詩人の壺井繁治。故郷の風土に根差した反戦的な児童文学を数多く執筆し、1967年に死去した。
代表作に『二十四の瞳』『母のない子と子のない母と』『柿の木のある家』などがある。