若い読者のための哲学史 (2) 朗読:やがら純子 2020年10月 再生時間:2時間26分7秒 提供:すばる舎 |
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内容紹介
哲学は「現実の本質」と、「私たちがいかに生きるべきか」から始まる。これらはソクラテスの懸念だった。古代アテネの市場で厄介な質問をし、人々に人々自身が真に理解したことがほとんどないことを示すことによって、彼は会った人々を困惑させていた。本書では、ソクラテスやプラトン、アリストテレスから、現代の哲学者ピーター・シンガーまで、平易な文章でわかりやすく、バックグラウンドについても触れながら、西洋哲学史における偉大な思想家たちの、世界と、最良の生き方についての主要なアイデアを案内する。
また、チャールズ・ダーウィンについて扱っていることも本書の特徴のひとつだ。
ダーウィンは哲学者ではなく、「進化論」の発見者として著名だが、『種の起源』の発刊によって、神や人間についての思索に大きすぎる転機を与えたことから章をさいて触れている。
内容項目
11 これは夢なのだろうか/12 賭けてみよ/13 レンズ磨き職人/14 王子と靴直し/15 部屋のなかのゾウ/16 すべての可能世界のうちで最善のもの?/17 想像上の時計職人/18 生まれながらにして自由/19 バラ色の現実/20 「誰もがそうするなら?」著者情報
ナイジェル・ウォーバートン
イギリスの哲学者。フリーの哲学者で、毎週哲学に関するポッドキャストを配信し、統合的な哲学のウェブサイトも運営する他、英国立近現代美術館「テート・モダン」で、現代の芸術と哲学に関する人気のコースを教える。哲学入門書の著者として非常に人気があり、邦訳に『哲学の基礎』(講談社)、『思考の道具箱―クリティカル・シンキング入門』(晃洋書房)、『「表現の自由」入門』(岩波書店)など多数ある。
訳者情報
月沢 李歌子(つきさわ・りかこ)
津田塾大学卒業。英国留学、外資系金融機関勤務を経て翻訳家。おもな訳書に『日常の疑問を経済学で考える』『成功する人は偶然を味方にする』(ともに日本経済新聞社)、著書に『夢をかなえる時間術』(すばる舎)がある。作品一覧
本作は分割収録となり、以下の項目にて1つの作品となっています。タイトル末尾のカッコ付きの数字が順序となります。各項目にはそれぞれのリンクから移動して再生して下さい。若い読者のための哲学史 (1)
若い読者のための哲学史 (2)
若い読者のための哲学史 (3)
若い読者のための哲学史 (4)