鳩のあやまち 朗読:影山 ゆあ 再生時間:10分8秒 無料再生時間: 提供:dojoman |
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内容紹介
山鳩は今日も街へ出て、梅の花が美しく咲いた家へ遊びに出かけました。鳩はその家の春子というお嬢さんと楽しく話をしていましたが、冗談が好きな春子はこんなことを言いました。
「ガラスの瓶をあなたにことづけますからね、それへ兎を殺して漬けたのを持ってきてちょうだい。」
春子の冗談を本気にしてしまった鳩は、山へ帰ってから毎日のように考え込んでしまい……。
著者情報
与謝野晶子(よさの・あきこ)
1878年、現在の大阪府に生まれる。幼少期から文学に親しみ、女学校卒業後から雑誌に詩や短歌を投稿しはじめる。
1901年に発表した歌集『みだれ髪』で浪漫派として高い評価を受け、同年に歌人・与謝野鉄幹と結婚する。1904年に発表した『君死にたまふことなかれ』は、その思想的背景をめぐって論争を巻き起こした。
詩作のほか、評論や教育、古典研究といった多方面で活躍を続け、1942年に死去した。
代表作に歌集『みだれ髪』、長詩『君死にたまふことなかれ』があるほか、『源氏物語』を現代語訳したことでも知られている。