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桂文我 怪噺 六

桂文我 怪噺 六

著者:桂文我

再生時間:1時間39分17秒

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内容紹介

「真田山」(さなだやま)(18分)
真田幸村の物語は、最近のテレビドラマになると軽くなっているだけに、講談や浪曲を 聞く方が深く楽しめるように思います。つまり、昔の作家の方が優れていて、奇抜なことを考えないという結果でしょう。従来のオチを変えていることを、ご容赦下さい。

「渋酒」(しぶざけ)(23分)
戦後の東京落語界で将来を嘱望され、その後、映画・テレビの人気者となった桂小金治 師が十八番にしていました。怪異談でありながら、根底に滑稽さが流れており、オチが見事な珍品と言えます

「借家怪談」(しゃくやかいだん)(28分)
東京落語では「お化け長屋」という演題で、寄席や落語会で頻繁に演じれていますが、 上方落語では滅多に演じられることはありません。殊に、後半まで演じられるのは、皆無に等しくなってきました。

「腕喰い」(かいなぐい)(29分)
将に「落語の中の怪異談」でありますが、昔なら、このようなことがあったかも知れま せん。元来は「いろや花嫁」という演題でしたが、「脛齧り」という別題もあり、東京落語に移植されてからは、「団子坂奇談」の演題で演るようにもなりました。

落語家紹介

四代目 桂 文我(かつら ぶんが)

昭和35年生まれ、三重県松阪市出身。昭和54年3月、二代目桂枝雀に入門し、桂雀司を名乗る。平成7年2月、四代目桂文我を襲名。全国各地で、桂文我独演会・桂文我の会や、親子で落語を楽しむ「おやこ寄席」も開催。
平成25年4月より、相愛大学客員教授に就任し、「上方落語論」を講義。国立演芸場花形演芸大賞、大阪市咲くやこの花賞、NHK新人演芸大賞優秀賞、芸術選奨文部科学大臣賞など、多数の受賞歴あり。


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・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。