イスラーム哲学の原点(2)――神秘主義的主体性のコギト 1979年5月29日 岩波市民講座 岩波ホールにて収録 再生時間:1時間32分0秒 無料再生時間: 提供:岩波書店 |
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内容紹介
回教神秘主義(スーフィズム)の真の内実は門外不出の秘教としてほとんど知られていない。存在零度の局所に成立した神秘主義的主体が、翻ってなまの体験から一歩退いて哲学的主体となる、その神秘主義的体験から哲学的思惟への切り替えがどんなところに、どのように成立するのか。その過程のうちにイスラーム哲学の原点の一つを探る。講演者紹介
井筒俊彦
1914―1993年。イスラーム学者、東洋思想研究者。慶應義塾大学名誉教授。日本で最初の『コーラン』の原典訳を刊行し、ギリシア哲学、ギリシア神秘主義と言語学の研究に取り組んだ。後期には仏教思想・老荘思想・朱子学などを視野に収め、東西の哲学・宗教を横断した独自の「井筒哲学」を構築した。著書に『神秘哲学』『ロシア的人間』『イスラーム哲学の原像』 『意識と本質』 『意味の深みへ』『井筒俊彦著作集』(全12巻、1991−1993)など。シリーズ一覧
・イスラーム哲学の原点(1)――神秘主義的主体性のコギト・イスラーム哲学の原点(2)――神秘主義的主体性のコギト