にほんむかしばなし 三 「かさじぞう」 再生時間:6分51秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
再生速度
- x0.5
- x0.75
- x1
- x1.25
- x1.5
- x2
- x3
- x4
会員登録をすれば、全作品が聴き放題。入会月は無料です。
すでに会員登録済みの方は、こちらからログインして下さい。
内容紹介
おやこで楽しむ、むかしばなし!日本の昔話の中から、名作をセレクト。内容を子どもに分りやすく再編集いたしました。
お子様とご一緒に、お楽しみ下さい。
あらすじ
むかしむかし、あるところに、貧乏ですが心の優しい、 おじいさんとおばあさんが住んでいました。大晦日の日、おじいさんは、お正月に食べるお餅を買うため、 今までこつこつと作りためてきた、かぶりがさを売りに町へと出かけました。
おじいさん達が住んでいた村は、冬にはたくさん雪が降るところで、 家の扉を開けると、昨日のうちに降った雪が、もうひざのあたりまで積もっていました。
その日も雪は強く降っており、おじいさんは自分のかぶっている、かぶりがさの あご紐をきつく締めると、町への道を歩き始めました。
「おお、さむいさむい。 これは正月もたくさん雪が降りそうじゃのう。」
おじいさんは体を小さくしながらそうつぶやくと、サクッ、サクッと雪をかきわけて 歩いていきます。
と、道の途中に、雪が頭や肩に積もって、ずいぶんと寒そうに見えるお地蔵様が、7つ、並んでいました。