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赤ひげ診療譚「むじな長屋」 朗読:嵐圭史
再生時間:1時間42分7秒 無料再生時間: 提供:新潮社 |
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内容紹介
むじな長屋には、自分が労咳で病んでいるのに稼いだものはみな同じ長屋の困っている人たちに遣ってしまう佐八という職人が住んでいた。このあきれるほど無欲な佐八の臨終の場で、登は思いもよらぬ男の過去を打ち明けられた。原作者紹介
山本周五郎
(1903-1967)山梨県に生まれる。本名は清水三十六(さとむ)。小学校卒業後、銀座の質屋で奉公、後に筆名としてその名を借りることになる店主・山本周五郎の庇護のもと、同人誌などに小説を書き始める。1926年、「文藝春秋」に『須磨寺附近』を発表、文壇デビューを果たした。その後15年近く不遇の時代が続くが、やがて時代小説の分野で認められはじめる。『日本婦道記』('42-'46)で直木賞に推されるがこれを辞退、生涯で一個の賞も受けることはなかった。『樅ノ木は残った』('58)、『赤ひげ診療譚』('58)、『おさん』('61)など次々と名作を発表し、人間に対する深い愛と洞察力で多くの読者の支持を得た。中でも『青べか物語』('60)は著者畢生の名作として名高い。朗読者紹介
嵐圭史
1940(昭和15)年、五代目嵐芳三郎の次男として東京に生まれる。俳優座養成所(第八期)を経て前進座に入座。主な舞台作品には「心中天網島」「東海道四谷怪談」「勧進帳」などの歌舞伎や「子午線の祀り」(紀伊國屋演劇賞)、「怒る富士」(芸術祭賞)、「江戸城総攻」(芸術選奨文部科学大臣賞)などがある。また朗読の名手としても知られ、特に「平家物語」では全巻朗読したCDの刊行や舞台での朗読などに取り組んでいる。シリーズ一覧
赤ひげ診療譚「狂女の話」赤ひげ診療譚「駈込み訴え」
赤ひげ診療譚「むじな長屋」
赤ひげ診療譚「三度目の正直」
赤ひげ診療譚「徒労に賭ける」
赤ひげ診療譚「鶯ばか」
赤ひげ診療譚「おくめ殺し」
赤ひげ診療譚「氷の下の芽」