LisBo(リスボ)なら、作家・学者・実業家の講演の他、法話、落語、講談、朗読などのオーディオブックが定額で聴き放題。登録月は末日まで無料です。

こころ (3)

こころ (3)

著者:夏目漱石

朗読:岩崎さとこ

出版社:ことのは出版
収録:2008年6月

再生時間:2時間29分49秒

提供:ことのは出版

すでに会員登録済みの方は、こちらからログインして下さい。

内容紹介

夏。鎌倉の浜辺で、書生の「私」は「先生」に出会った……
「彼岸過迄」「行人」に続く漱石後期三部作の最後を飾る長編。上・中・下の三部構成で、明治後期から大正期にかけての典型的知識階級、もしくは、漱石いうところの高等遊民の精神の葛藤を描いていく。
日本近代小説がただストーリーを描くだけでなく、奥深い心理描写へと踏みこんでいくための礎となった作品ともいえる。
二部では「私」と家族との葛藤、三部では「先生」からの手紙文という形式を使い、小説という形式での人の生死に対する漱石の深い考察が示される。近代文学の金字塔ともいうべき作品で、この作品を避けて現代の文学を語ることはできない。
【朗読者について】
「夢十夜」で深みのある朗読世界を聴かせてくれた女優の岩崎さとこが、難しい長編作品に取りくみました。とにかく、集中力をとぎらせることなく、最後までじっくりと読みきった力には、驚くべきものがあります。
【アイ文庫について】
プロによる高品質な文芸朗読作品を制作しているアイ文庫。プロデューサーを務める小説家・音楽家の水城雄のもと、朗読を音声による芸術表現として捉え、演劇的な要素が特徴の朗読で魅せるアーティスト集団・NPO法人現代朗読協会とともに、意欲作の創造に取り組んでいます。(C)アイ文庫

作品一覧

本作は分割収録となり、以下の項目にて1つの作品となっています。タイトル末尾のカッコ付きの数字が順序となります。各項目にはそれぞれのリンクから移動して再生して下さい。
こころ (1)
こころ (2)
こころ (3)
こころ (4)


作品を探す

ジャンル  作品提供 
 
タイトル  著者・講演者 
 
朗読者  落語家・講談師 
 
キーワードで探す 

作品提供社一覧

LisBo_twitter LisBo_Instagram

・録音音声の中には、今日においては不適切と思われる表現がありますが、音源または原文の歴史的価値を尊重し、改変を加えずそのままとしました。
・当時の録音状況や、原盤の保管状態の不備などにより、一部にお聴き苦しい箇所があることをご了承下さい。