フロレンス・ナイチンゲールの生涯 朗読:中森智恵 再生時間:41分25秒 無料再生時間: 提供:dojoman |
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内容紹介
フロレンス・ナイチンゲールは、慈悲深い天使として後代までその逸話が語り継がれている。しかし、彼女は生まれ持った慈悲の性質のみによって偉業を成し遂げたのではない。
1820年にイギリスの上流家庭に誕生してから、看護師を志し、クリミア戦争での活躍を踏み石にして世界に影響を与えるまでには、当時を生きる婦人としての野心と苦悩とが存在していた……。
「女性の生き方」という観点から、フロレンス・ナイチンゲールの現実的な人間としての姿を描き出した偉人伝。
著者情報
宮本 百合子(みやもと・ゆりこ)
1899年東京生まれ。高等学校に在学中から小説を書き始め、17歳の時に『貧しき人々の群』を発表して天才と称される。1918年に渡米し、そこで結婚するが、帰国後すぐに離婚。後にその経緯を長編小説『伸子』として発表する。
1927年ごろから共産主義に傾倒し始め、作家としてプロレタリア文学などの執筆活動を続けながら社会運動にも参加した。1951年に死去。
代表作に『伸子』『播州平野』『道標』などがある。