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明治維新の群像
1967年3月14日 徳島
再生時間:1時間12分52秒
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提供:岩波書店
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内容紹介
明治百年を機に、「歴史は人間が作る」という観点から、維新の志士たちの生きざまを鮮やかに描き出す。佐久間象山、吉田松陰、勝海舟、橋本左内らを中心に、明治維新の背景と意味を明らかにする。
講演者紹介
奈良本辰也(ならもと・たつや)
1913-2001年。山口県生まれ。歴史家。京都帝国大学文学部史学科卒業。専攻は日本近世史。主な著書に『近世封建社会論』(高桐書院)、『日本近世の思想と文化』(岩波書店)、『明治維新論』(徳間書店)、『高杉晋作』(中公新書)、『二宮尊徳』『吉田松陰』(以上、岩波新書)、『武士道の系譜』(中央公論社)、『洛陽燃ゆ』(講談社)、『京都歴史歳時記』(河出書房新社)、『昭和史と共にあゆんだ青春』(総合出版)など。
注釈
佐久間象山
幕末の思想家・兵学者。信州松代藩士。蘭学・砲術に通じ、海防の急務を主張。1854年、門人吉田松陰の密航に座し幽閉される。64年幕命によって上洛、攘夷派の浪士に暗殺された。
吉田松陰
幕末の志士。長州藩士。江戸に出て佐久間象山に洋学を学び、常に海外事情に意を用いた。1854年下田で密航を企て投獄。のち萩の松下村塾で子弟を薫陶。安政の大獄に座し江戸で刑死。
勝海舟
幕末・明治の政治家。江戸生まれ。旗本の子。咸臨丸を指揮して渡米、帰国後、軍艦奉行となる。幕府側代表として江戸城明渡しの任を果たす。維新後、参議・海軍卿・枢密院顧問、伯爵。
橋本左内
幕末の志士。福井藩士。緒方洪庵らに蘭学・医学を学び、藩の洋学を振興。藩主に求められて幕藩改新に当たる。将軍継嗣問題で慶喜擁立に尽力。安政の大獄に座し斬罪。