自然における視座の変換 2つの場合-動物の行動 1970年9月11日 岩波市民講座 岩波ホールにて収録 再生時間:1時間59分13秒 無料再生時間: 提供:岩波書店 |
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内容紹介
生物とは、はたして与えられた条件に対して柔軟に進歩しつづけるものなのか、あるいは生まれながらにもっているものが展開していくだけなのか。両者の間をはげしく揺れ動いた生物学史を概観し、そうした大きな視座の転換が我々の生き方におよぼす影響を考える。講演者紹介
日高敏隆
1930年東京生まれ。東京大学理学部動物学科卒業。岩波書店に勤務しながら夜間は東京大学で研究を続ける。東京農工大学講師・助教授・教授、京都大学教授、滋賀県立大学初代学長、総合地球環境学研究所初代所長をつとめる。1982年日本動物行動学会創設、初代会長。毎日出版文化賞(『チョウはなぜ飛ぶか』)、日本エッセイスト・クラブ賞(『春の数えかた』)、南方熊楠賞を受賞。専門書、啓蒙書、エッセイ、翻訳など、著訳書多数。2009年没。注釈
走光性(そうこうせい)
生物の光刺激に対する走性。条件反射(じょうけんはんしゃ)ある個体に生得的でなく一定の条件下に形成された反射。これに対して生得の反射を無条件反射とよぶ。