ストックマーケットテクニック 基礎編(1) 再生時間:2時間50分38秒 無料再生時間: 提供:パンローリング |
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初めて株投資をする人へ 相場の賢人からの贈り物
“マーケットの魔術師”リンダ・ラシュキも推薦する株式トレード法の古典。内容紹介
株式投資の本道は優良銘柄の長期保有にあるという考え方は今も根強い。しかし、値下がりが続く「失われた10年」の経験はこれに反省の機運をもたらし、日本経済新聞にも売却の時期について解説する記事が載るような時代となった。この本の背景となっているのは大恐慌直後のアメリカ株式市場であり、すべての価値の劇的な下落を経験したばかりだった。ワイコフが繰り返し主張しているような、正しいトレード法を身につける必要性をこれほど切実に感じた時代はほかにはなかっただろう。(中略)本書で述べられた基本原則は、トレンドの読み取り、相場への参入と撤退の見極め、リスクの限定など、いずれも後代のテクニカル分析書に取り入れられ、詳しく説明されているものばかりである。しかし、高度なテクニックを身につけることも大切だが、その基にある原則に立ち返って、それを確認し、使いこなせるようになることもそれに劣らず重要である。( 訳者あとがき より)
・ こういう質問を受けることがある。「テープに現れた動きによって相場を判断するとしたら、これまで何年もの間、収集したり定期的に購読したりしてきた統計一覧や資料集やアドバイス情報やデータはどうしたらいいのでしょう」。私の助言はこうだ。「それらを全部テーブルの上に山積みにしたら、そのテーブルを窓のところまで押していく。そして、下にだれもいないのを確かめてから、テーブルの片端を持ち上げて傾けなさい」
・ 「人をいつまでも無知の状態に縛りつけておく行動原理がある。それは、検討する前からバカにしてかかるという原理である」――ペイリー博士
・ 迷うときは何もしないのがよい。半信半疑の状態で相場を仕掛けてはいけない。十分な確信が得られるまで待ちなさい。
・ リバモアによれば、「たいていの人は具体的にどの銘柄を売買したらいいのか教えてほしいという。何もしないで物を手に入れようとするのだ。自分で勉強しようとしないし、自分で考えることさえ嫌がる」。
・ 秘密情報とは、また聞きした者によって伝えられた誤報にすぎない。
・ 人間として犯しがちなひどい愚行は、真実よりも自分の信じたいことを信じ、正しいことよりも楽しいことを聞きたがるということだ。
・ 合理的にリスクを限定しないでトレードするのは、ベルトもサスペンダーもなしにズボンをはくのと同じだ。
ウォールストリート動物園
あなたはフクロウ、ウサギ、それともロバ……われわれのおなじみの友人ブルとベアに混じって、ほかにもたくさんの動物をウォール街で見かける。賢そうだが寡黙なフクロウ――これはめったにいない。いつもピョンピョンと相場に出入りするノミ。ひっきりなしにだれかを刺しているヤマアラシ。証券会社の取締役は馬車馬。オーム――秘密情報を繰り返ししゃべる。ものごとの真相を見極めるモグラ。恐怖に立ちすくみ、燃えさかる納屋から頑として出ない馬。かわいそうな魚たちをエサにするサメ。すぐにおびえるウサギ。いつまでも放さないブルドッグ。簡単に言うことを聞きすぎる山羊。あまりにしょっちゅう毛を刈られる羊。自分の利益に絶対に満足しない豚。弱いものをえじきにする狼。追証の電話がきそうなときに頭を隠すダチョウ。それに、例のロバとかわいそうな魚もいる。私たちのなかに、このどれにも当てはまらない人がいるだろうか。(本文より)著者情報
リチャード・D・ワイコフ(Richard D. Wyckoff)
19世紀末から20世紀初めのアメリカで活躍した株式トレーダー、投資コンサルタント、ジャーナリスト。株式トレードで輝かしい成功を収め、その経験をもとにアバイスと啓蒙活動に貢献した。特にマガジン・オブ・ウォールストリート誌の創刊者・編集者として有名。ダウ、リバモアなど当時の一流理論家、高名相場師の理論と実践にも通じており、独自の投資システムを確立した。テクニカル分析の先駆者のひとりであり、その著書は株式トレーダーのバイブルとも評されている。後代に影響を与えたトレーダーとして5本の指に入ると言われている作品一覧
本作は分割収録となり、以下の項目にて1つの作品となっています。タイトル末尾のカッコ付きの数字が順序となります。各項目にはそれぞれのリンクから移動して再生して下さい。ストックマーケットテクニック 基礎編(1)
ストックマーケットテクニック 基礎編(2)